なる!パソ出張ブログ

頭のなかを整理する「マインドマップ」

最近ちょっとした機会があって、またマインドマップというものを使い始めている。

かれこれ20年も前になろうか?パソコンで思考をまとめるというのをやってみようと、マックブックでKJ法とやらに取り組んだことがある。

カード型のメモに思いついたことをたくさん書いて、関連付けできるように並べ替えてはさらに、それをヒントに別の切り口から新たな思いついたものを書き出していくというもの。

それは会社内でのQC活動などでメモ書き(ポストイットだとか)をして、グループで検討するのにも使った方法で、別に誰に教わるひつようもなく役立ってはいた。

問題点を洗い出すにはフィッシュボーン・チャートとという魚骨図をさらに模造紙で書いて発表会などしていたが、まぁ、これはかなりアナログな方式でやっていたし、パソコンだってラップトップは持っている人も少なかったし、そもそも共同でやるようなツールはなかった。(あったとしても高価だっただろう・・・探しもしなかったけど)

その後、個人で考えをまとめるには、Windows環境に移ったこともあり、ワードのアウトラインで済ませていたりして、このように思考をまとめるツールというものをわざわざ探して使ったりもしなかった。まぁ、少しは調べたけれど使い勝手の良いものには巡り合わなかったという所。

で、ここ数日マインドマップという言葉を久しぶりに聞いたので、ちょっくら調べてみるかと言う気になって、少しぐぐってみたら出るわ出るわ!

もちろん、有料のものもあるし、体験版的なものもあるが、ちょこっと琴線に触れるツールが見つかったので、色々試している。なんといっても手軽なものは、インストールさえ必要ないWebアプリで、作ったマップはそのままクラウド保存されるから別のパソコン環境からもアクセスできるという代物。さらに、複数メンバーでも使えるというからかなり面白そう。

カラフルで使い勝手がいいことと、Googleアカウントだけで使いはじめることができる点がとても良い感じ。

Coggle

使い方は「Click to edit Title」が中央に表示されるので、クリックしてタイトルを入れる。すると左右に(+)プラスの表示が出るので、クリックして思いついたこと1を作成する。枝の色はデフォルトでカラフルになるよう設定されているので、気にせずメインの項目をどんどん入れていく。色々なツールを試した中、個々にカラーを設定しないといけないツールもあるようなので、これは楽ちんだ。

更に詳細をつなげていきたい場合は、「TABキー」で「子アイテム」を作成する。枝ごとに同系色でつながっていくのでこれまた簡単。

枝分かれしたい場合は「Shift+Enter」、親アイテムに戻りたいときは「Shift+TAB」

一つ、思いついたこと(子アイテム)を作成すると「Click to edit Title」の(+)が増え、上下左右の4箇所になる。4つ以上の場合も同じ(+)をクリックして、色が違う枝が現れるので、どんどんとカラフルな枝が出来ていく。

マインドマップのソフトによっては、この配置がユーザーの勝手にできず、自動で整列していくものもあるが、マインドマップであれば利用者の整理したいように動かせるのが理想だと思う。

このWebアプリCoggleは割と簡単に位置をグネグネ動かせるところもポイントだ。ベジェ曲線的に動かせるソフトもあるが、初心者にはこの方が扱いやすいだろう。

調子に乗って増やしすぎた場合は、画面上テキスト部分の(+)マークにCtrlキーを押しながらマウスカーソルを当てると(✕)マークに変化するので、クリックすると削除される。

はじめからCtrlキーを押してクリックするとそのまま削除されるので、続けて消したい場合は押したままでよい。

なお、画面右下にある(?)マークをクリックするとヒントが現れるので、参考に。

画面右上にあるアイコンからは他にも作成したマップをPDFや画像(PNG)で保存したり、他のユーザーとシェアしたり、履歴を表示して好きなポイントへ戻ったりという機能がある。

上位バージョンは有料になるので、無料で使える部分の制限として、色数などがあります。有料版では原色の色が使えますが、このパステルカラーもなかなかいい雰囲気なので・・・

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